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不信・不安の時代に生きるための基本条件


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不信・不安の時代に生きるための基本条件を考える


 最初に、公私ともに多忙を極め、なかなかブログ更新ができなかったことをお詫び申し上げる。せめてウィークリーで更新することを習慣化すべきと考えているが、もうしばらくご辛抱をお願いしたい。もしウィークリーの更新が習慣化すれば、これが本当の週刊化だろうと思う。


食の安全性は常に重要なテーマである

 ここ数日、中国産の期限切れあるいはカビが生えた鶏肉を、日本国内の大手ハンバーガーチェーンやコンビニが輸入し、加工して販売していた「事件」が大々的に報じられている。相当数のメディアが報じているようで、知らない人はいないようだ。

 中国あるいは韓国におけるこの手の情報は、一部のマスメディアは報じるが、一部のメディアは黙して語らないか小さく報じる程度で済ませてしまう傾向があった。その背景事情は以前すでに説明している。

 人間であれば誰でも、何も食べずに、あるいは水分を摂らずに生存することはできない。国内で100%生産できる環境であれば、他国から輸入する必要はない。しかし日本は有数の食糧輸入依存国だ。即ち、食糧の輸入をストップされたら、日本国民の生存が脅かされる状況にある。

 したがって、食糧は紛れもなく「戦略物資」の一角を占める。つまり、日本に敵対する国は、食糧を戦略物資と位置づけて、隙あらば日本攻撃の機会としようと考える。当たり前のことだ。敵対国なのだから。


今回の「鶏肉事件」を別の視点から考えてみる

 インターネットで閲覧しただけなので、記憶違いがあるかもしれない。しかし、以下の点に違和感を覚えたので箇条書きしてみる。

1.この事件は中国のテレビ局が、2か月かけて潜入取材した結果、判明した。

2.上海のテレビ局・東方衛視が報道している。

3.中国・韓国にマイナスイメージとなる報道をしない傾向の新聞社でも報じている。

 よく知られているように、中国共産党政府はネット検閲を強化している。人民解放軍の一部門に、ネットを監視する部隊があり、また「天安門事件」など、政府が秘匿したい情報につながるキーワードを使用すると、直ちに遮断されると聞いている。

 今回の鶏肉事件は、明らかに対中不信を増幅させ、国際的な不評を加速させるできごとだ。政府は、上海のテレビ局・東方衛視が堂々と報道するのを、ただ傍観していたのだろうか。これまでの情報統制の経緯を考えると腑に落ちない。


一般市民としてできること

 自分自身、それと子どもたちや家族を守るのは、大人の当然の義務であり、また権利でもある。数十年前から、「穀物メジャー」あるいは「オイルメジャー」の存在が指摘され、穀物や原油という重要戦略物資を牛耳る危険性が指摘された。

 一般市民が、自力で何を調べられるだろうか。また、今回の鶏肉事件で判明した著名なハンバーガー会社やコンビニに電話して、個々の商品の産地を確認したり、成分分析を行うなど不可能な話しだ。ではどうすべきなのだろうか。


健康に直結する食糧の質を監視する方法

 腐った肉、床に落ちてもそのまま生産ラインに戻される肉、青カビが生えた肉。これらを加工した商品を食べたとしても「即死」することはないかもしれない。「健康には直ちに影響があるわけではない」のだろう。しかし、体内に取り込まれた「タチの悪い物質」は、やがてじわじわと影響を及ぼすと考えるのが普通だろう。数ヶ月後あるいは数年後に重篤な病状になったとしても、具体的にどの食べ物が原因かを特定するなど不可能だろう。

 では、中国の食糧生産事情をごく大雑把に俯瞰してみると、以下の事実が指摘される。

1.中国人自体の衛生観念が極端に低い

2.中国人の倫理観が非常に低い

3.小さい頃から徹底した反日教育を受けるので、日本人の健康など意に介さない

4.土壌・空気・水質は深刻な汚染状況にある

5.いろいろな物質を原材料として、偽装肉、偽装卵を作る

6.ネズミやキツネなどの肉を羊肉と偽って生産する

 さらに、韓国とともに中国は反日活動を展開しているので、従前から懸念しているように「食品テロ」の一環で悪質な食糧を意図的に日本に大量輸出し、日本国民の健康の弱体化を進めている可能性を、ゼロとは断定できない。

 しかし、いずれも個人の力量で調査し、情報を収集・分析することなど不可能なことだ。


一般市民レベルで対応可能な防御手段

 以下にネットで公開されている、「中国公安部発表、食肉製品犯罪の典型的事件例10ケース」(中国公安部ウェブサイト、2013年5月2日)を掲示する。そして最下部に、今すぐに誰でもできる、家族を守る防御手段を提案したい。

1.遼寧省:未検疫牛肉販売事件・検疫を済ませていない冷凍牛肉を販売。40トン超を押収した。

2.内モンゴル自治区:劣悪干し牛肉事件・鴨肉などを原料としたニセモノ干し牛肉、干し羊肉を販売。14.6トンを押収。

3.江蘇省:ニセ羊肉事件・キツネ、ミンク、ネズミなどの肉をゼラチン、カルミン酸(着色料)、亜硝酸塩などで加工し羊肉として販売。

4.貴州省貴陽市:毒鶏足事件・鶏足を過酸化水素水で漂白。香料、酢酸、着色料などで加工して販売。1日300キロを生産していた。

5.江蘇省:劣悪豚頭事件・工業用松やにを使って毛をむしったブタの頭を販売。ブタの頭25トンを押収。

6.陝西省:有毒有害食品死亡事件・2012年7月、郝は病死した子羊を購入。裁いてみると肉は真っ黒、農薬のにおいがぷんぷん。その肉を冷凍した後、羊肉串屋を経営している韓に売りつけた。韓の店にきた客はマイ羊肉を持ち込んできたが、韓はこっそり問題の肉に取り替えたところ、客は中毒症状を起こし、1人が死亡した。肉に含まれている農薬が原因だった。

7.安徽省:病死ブタ販売事件・病死したブタを販売していた業者を摘発。2012年6月から20トン超を販売していた。

8.福建省:病死ブタ横流し事件・養豚業者から病死したブタ肉を回収するよう政府に雇われた関係者がその肉を転売。冷凍庫や解体施設までつくって大規模に販売していた。これまでに40トン弱を販売(レコードチャイナ関連記事)。

9.四川省:注水ブタ肉事件・以前、ブタを殺した後血管から水を入れる注水ブタ肉の作り方を紹介したが、今回は生きているブタにひたすら水を飲ませるという手法。食肉処理場に送り込む前にポンプで無理やり水を飲ませていたという。

10.遼寧省:病死鶏販売事件・容疑者夫婦は養鶏場の病死した鶏を買い集め、燻製肉に加工した後販売していた。2007年以来、2万羽を販売。
(正しい歴史認識・国益重視の外交・核武装の実現より転載)


今すぐに誰でもできる、家族を守る防御手段

1.口に入れる物は、原産国を確認することを習慣化する。加工・国内と表示されていても原産国が記載されていない場合(意図的な原産地隠し?)があるので、ネットでその意味を調べる。

2.原産国が中国・同様の理由で韓国のものは決して購入しない。

3.日本人の健康を犠牲にしてまで、利益を上げることを優先している企業の商品はできるだけ購入しない。ささやかな不買運動だが、多くの国民が行動すれば、日本人に不要の企業は徐々に駆逐されることになる。

4.とくに日本国内の良心的な農業生産者と、消費者がネットワークを形成し、良質の食品を安定的に確保できることは、生産者・消費者双方にとって理想的な環境だと考えられる。経済事情が許せば、試してみるのも防御手段のひとつとなる。

 


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by garden_esther | 2014-07-24 11:18 | 健康被害懸念情報